瞬です。
正直、おしゃれ初心者からすると、ファッションの「トレンド」っていまいちよく分からないですよね。

そうですね。それも有名な話。
そんなよくわからないファッションのトレンドの中でも一層物議を醸したアイテムに、ma-1があります。
今となってはおしゃれなメンズなら当たり前のアイテムですが、流行り始めた当時は、

っていうマイナス意見も目立ちましたよね。
今回は、そんな「ma-1の流行り」を例にして、「ファッションのトレンド」の何たるかについて詳しく見ていきたいと思います。
使えるma-1を1つだけ紹介するなら、D collectionのma-1ですね。
ma-1と言ってもそこまでの防寒性はないんで、春秋にちょうどいいアウターです。

ma-1っていつから流行ったの?
そもそも、ma-1っていつから流行り始めたんでしょう。
流行り始めを考えるともっと前のような気がしますが、本格的に「トレンド」になったのは2015年頃でしょうか。
スポーツ×ミリタリーっていうまさにトレンド要素を詰め込んだアイテムだったため、その勢いは爆発的でした。
街を歩けばma-1、ma-1、またまたMA-1。男も女も関係ない。もはや制服。
そのあまりに異様な流行り具合が個人的には少し気持ち悪くて、しばらく着るのを敬遠してしまっていたことを覚えています。
その勢いはそのまま翌年の春あたりまで続きましたが、さすがにその年の秋になると少しずつ下火になってきましたよね。
正直、ピークはとっくに過ぎてしまったアイテムってイメージ。
元祖ma-1は消えた
ちなみに、一口にma-1って言っても、主に2種類のタイプがあります。

http://wear.jp/item/9617663/
こういう装飾がごちゃごちゃ付いたワイルドな感じのやつと、

http://wear.jp/genji/8091720/
シンプルなデザインで、薄手のやつ。
ma-1の元祖になっているのは、確かに前者の装飾がごちゃごちゃしている方です。
ですがはっきり言って、この元祖ma-1はほぼ消えました。
消えたというのは、着る人が少なくなったというのもそうですし、後者のシンプルでスタイリッシュなma-1が出たことで元祖ma-1に「ダサい」イメージが付いてしまったというのもあります。
個人的にも、元祖ma-1のワッペンとかなんか赤い垂れてるやつ、あと裏地が蛍光色のオレンジな点もダサいとしか思えません。
既に元祖ma-1は、ガチガチのミリタリースタイルが好きな一定の層のためのアイテムになってしまいましたね。
実際、2015年にトレンド化したのは、主に後者のシンプルな方のma-1です。
シンプルで今ドキのma-1が定番化する
それが今はどうでしょうか。
街でma-1を着ている人、どれくらいいますかね?
ピーク時から考えると、恐らく10分の1にも満たないんじゃないかと思います。トレンドって恐ろしいですね。
だけど、トレンドになったアイテムの終着点には2種類ある。
徐々に人気が減ってそのまま消えてしまうものと、ファッションアイテムの1つとして「定番化」するもの。
僕は、ma-1はこのまま「定番化」していくんじゃないかと思います。
というか、下火になってから2年近く経った今でも街でチラホラ見かけることを考えると、もう既に定番化していると言っていいのではないかと。
デザインがダサく着こなしも難しい元祖ma-1が淘汰され、スタイリッシュでシンプルなため着回しの良い「新」ma-1が定番化する。
よく考えるととても自然な流れのような気もしますね。
春秋に使えるシンプルma-1を1つだけ紹介する。
最後に、春秋に使えるシンプルなma-1を1つだけ紹介しておきますね。
D collectionのma-1です。ほんとにこのショップは実用的な物を出す。
ここまでベーシックだとトレンドとかまじで関係ありません。僕も今シーズンは結構着回してます。

カラーは、定番のカーキとブラックにグレージュを加えた3色展開。個人的にはブラックがおすすめです。
というのも、カーキは全盛期に流行りすぎたおかげでどうしても「トレンドは過ぎた」感が出ちゃうんですよね。
ブラックならもうただのジャケットだし、なによりコーデの中での使いやすさが段違い。
ファッション中級者以上ならグレージュも良いですね。カラーが綺麗なんで、堂々とコーデの主役を貼れます。
ただ、Dコレは通販サイト。ネットは便利だけど、どうしても心配なことが1つだけ。
「サイズ選び」ですね。僕も何度も悲しい思いをしてきた人間です。その気持ちは痛いほど分かります。
でも、それこそが僕がDコレをここまで勧める最も大きな理由の1つ。
Dコレの本当にすごいところは、「通販でも絶対にサイズ選びを失敗させない鉄壁のシステム」にあるんです。
まずは、「スタッフ着用レビュー」の出番。
Dコレの様々な体型のスタッフが、実際に着てみた感想を詳しくレビューしてくれています。
あとは実際に買った人のレビューも参考になりますね。「身長、体重、購入サイズ」が全部書かれてるんで、そこをしっかり見れば間違える方が難しい。
そして、極め付けはこれ。「試着代行サービス」なんてものまであります。
プロのスタッフと直接やり取りしてしまえば、もはや鉄壁でしょう。
それでも万が一サイズ選びに失敗した時は、サイズ交換を送料無料でやってくれて、返品も可。
これまで散々やっといて結局失敗しても大丈夫って、もはや意味が分からない。
「ここまでやる必要あるのか?」って思うかもしれませんけど、「ここまでやる」のがD collectionなんです。
正直、最近のDコレがコンテンツとして優秀すぎて、ウチのような個人のファッションブログの存在意義が問われつつあるような気がする。
はっきり言って、Dコレのファンになれば、自動的におしゃれになれます。

まとめ

なんてことを言う人がたまにいますが、そんなことを考えるくらいならそのアイテムは買わなくて良いと思います。
おしゃれは自由。
自分が着たければ着ればいいし、買いたければ買えば良い。
特にma-1なんてもう既に定番化しているわけですから、着ていてもなんの問題もありません。
最も危険なのが、「トレンドに流されてしまうこと。」
冒頭にも言ったように、トレンドなんてものはアパレル業界が新しいアイテムを売るために作り出した経営戦略の1つに過ぎません。
そのコーデがおしゃれだろうがダサかろうが関係ない。売りたきゃ作るんです。
そんなものに流されて、自分のファッションができないようなメンズにはなってほしくないですね。