瞬です。
特におしゃれ初心者によくありがちな悩みとして、「アウターのボタンって留めるのか、留めるならどれくらい留めるのか分からない」ってやつ。
今回は、「チェスターコートのボタンは留めるのか、留めないのか」っていうテーマで話を進めていきます。
この記事を読むとどうなる?
チェスターコートのボタンは基本的には留めない
チェスターコートのボタンは、基本的には留めません。
そもそも、昨今のメンズファッションのトレンドとして、「アウターはボタンを留めず、前を開ける」ってのがあるような気がします。
前を開けてインナーやアクセサリーを見せる方が、軽い雰囲気でモダンな着こなしができるんですね。
ただ、注目してほしいのが「基本的には」って部分。
留めない方がおしゃれではあるんですけど、さすがに真冬に全開だとシンプルに寒いですよね。
そこは我慢する必要は全くありません。普通にボタンを留めましょう。
留めると言っても、決して全部留めてはいけません。ダサすぎます。
コートの一番下のボタンは飾りボタンと言って、開けておくのが正しい着方です。
また、一番上のボタンは留めてもいいですが、少し首元が詰まってしまって僕はあまり好きではないので、ここも開けますね。
まぁこの辺りはボタンの数や好みによって変わる。
実は、本題はそこじゃないんです。
このチェスターコートのボタンを留めた着こなし、意外と難しいんです。
チェスターコートのボタンを留める着こなしは難しい
なぜなら、ただでさえフォーマルなアイテムであるチェスターコートのボタンを留めると、さらにカッチリした感じになってしまうから。
言ってしまえば、カラーによってはただのスーツになってしまう。
ビジネスウェアとしての着こなしならこれでいいですが、私服として着るには少し堅い印象を受けてしまいますよね。
そしてもう一つ問題なのが、首元のV字ゾーン。
チェスターコートのボタンを留めると、どうしても首元の特徴的なV字ゾーンに目が行ってしまう。
ビジネスウェアならネクタイを巻いておけば良い話ですが、私服の場合、この部分の処理が特におしゃれ初心者には難しいんですね。
首元のV字ゾーンをおしゃれに見せる2つの方法
このV字ゾーンをおしゃれに見せるには、主に2つの方法があります。
チェスターコートのボタンを留めるなら、このどちらかは実践してもらいたいですね。
マフラーを巻く
一番手っ取り早いのが、マフラーを巻いて隠してしまうってやつです。
インナーのことを全く考える必要がないので、簡単でいいですね。
外出中にマフラー外すこともあるじゃんって思うかもしれませんが、その時はコートも脱いでいるので問題ありません。
この時マフラーは、シンプルなデザインのものを選びましょう。
デザインが派手だと、一気にコーデの印象が変わってしまいますからね。
インナーにタートルネックを着る
もう一つの方法が、インナーにタートルネックを合わせるってやつです。
タートルネックは首元にボリュームがあるので、チェスターコートの首元の寂しさをうまくカバーしてくれるんですね。
タートルネックは、コートを脱いで一枚になっても十分に存在感を出してくれるので、とても心強いアイテムです。
まとめ
ごもっともな意見ですね。
実際、チェスターコートの着こなしはボタンを留めないスタイルの方が圧倒的に多いですし、僕も開けることの方が多いです。
ただ、その分ボタンを留めてタートルネックを目立たせる着こなしは差別化が図れますよね。ファッションでは差別化っていう要素が意外と重要です。
また、今日は寒いからボタン留めてマフラー巻いた方が暖かいかなっていう単純な理由で留めることもあると思います。
この辺りは頭を柔らかくしてファッションを楽しんでもらいたいところですね。