瞬です。
当サイトでは、これさえ守ればおしゃれになれる「メンズファッションの2つの掟」をベースに、メンズファッションについての情報を分かりやすく発信しています。
もちろんその掟は、おしゃれ上級者になろうとも決して忘れてはいけないもの。
掟はたくさんあるわけですが、そのたくさんの掟は「たった二つの掟」に集約されると僕は考えています。
その二つの掟というのが、
メンズファッションの掟その壱:「モノトーン+1色」
メンズファッションの掟その弐:「キレイめとカジュアルのバランスを取る。」
メンズファッションの掟その壱:「モノトーン+1色」
ファッションアイテムの色は、大きく分けて二つに分けられます。
赤や青、黄や緑といったカラフルな感じの「カラー」と、黒や白といった「モノトーン」の二種類ですね。
メンズファッションにおいては、一つのコーデの中でカラフルな「カラー」は1色に留めておいて、他を全てモノトーンでまとめることで、簡単におしゃれなコーデを作ることができます。
これがメンズファッションの掟の1つ目、「モノトーン+1色」になります。
分かりやすいように、先にこの掟から思いっきり外れたコーデを見てみましょうか。
このコーデがダサいとは決して言えません。
ただ、おしゃれ初心者がいきなりこのコーデ作れますか?って話なんですよね。
要するに、めちゃくちゃ上級者コーデなわけです。
おしゃれの「お」の字も知らない人がこのコーデを真似しようとすると、恐らくすぐにお手上げ状態になってしまう。
それに対して、ベージュという「カラー」を一色に留めて、他を白と黒の「モノトーン」でまとめたこのコーデ。
とてもおしゃれですよね。
「これなら自分でも真似できるかもしれない。」って思いませんか?
とりあえずどこにでも売ってる白Tシャツと黒いパンツを買ってきて、あとはメインの一色だけ考えればいいわけですから。
もっと言えば、「カラー」すらも抜いてモノトーンだけで作った「モノトーンコーデ」なんてのもあります。
めちゃくちゃおしゃれですけど、こんなの誰でもできるじゃないですか。
要するに、「おしゃれ初心者はカラフルにしちゃうと配色とか考えるの難しいから、色を減らしてシンプルにまとめろ」ってことですね。
補足しておくと、1色とは言っていますが、この数字に固執してはいけません。
シンプルにまとまってさえいれば2色や3色でももちろん問題ありませんが、色味が増えると着こなしのハードルが上がるということは覚えておいてください。
これがメンズファッションの基礎になります。
カラフルなコーデをするファッションモデルは、この基本にとっくに飽きてしまっているので、あんな奇抜なファッションをするわけですね。
メンズファッションの掟その弐:「キレイめとカジュアルのバランスを取る」
そしてもう一つの大事な掟。「キレイめとカジュアルのバランスを取る」。
なんだそれ?って思う方もいるかもしれません。
ファッションアイテムは、色以外にもその「種類」によって、「キレイめアイテム」と「カジュアルアイテム」に分けることができます。
キレイめアイテムは、パーティやオフィスなどにも着ていけるようなカッチリとしたキレイなアイテムです。
テーラードジャケットや襟付きのシャツ、革靴などもそうですね。
逆に、カジュアルアイテムはその名の通り「casual」、すなわち「気楽な」アイテムであり、コンビニにさっと何かを買いにいく時のイメージです。
パーカーや襟なしのシャツ、サンダルなどですね。
そしてメンズファッションの場合、コーデの中でこのキレイめアイテムとカジュアルアイテムをバランス良く取り入れることがとても重要になります。
キレイめアイテムで固めすぎると友達と遊んだりするのには少々カッチリしすぎですし、逆にカジュアルアイテムでまとめすぎると・・・
俗に言う「ヲタクコーデ」のようなだらしない印象になってしまう。
では、こうならないためにはどうすれば良いのか。
キレイめのテーラードジャケットを引き立てたいなら、カジュアルアイテムであるパーカーも取り入れてバランスを取ればいいわけです。
これが、おしゃれなメンズの鉄板コーデである「キレイめカジュアルコーデ」になるんですね。
バランスを取るコツとしては、「カジュアルアイテムを入れすぎない」ことです。
基本的にメンズコーデにおけるキレイめとカジュアルの比率は、「8:2」であると言われます。「9:1」でも良いくらいですね。
まとめ
ファッションの右も左も分からないメンズは、この2つの掟を意識するだけで、明日からコーデが変わってくると思います。
実を言うと、「モノトーン+1色」の掟さえも元を辿れば「キレイめとカジュアルのバランスを取る」ことと同じなんですよね。
モノトーンがキレイめアイテムで、カラーがカジュアルアイテムであると考えるとぴったり当てはまります。
そう考えると、「キレイめとカジュアルのバランスを取る」ことはたった一つの「メンズファッションの掟」になり得るのかもしれません。