瞬です。
ファッションに無頓着な人って、大きく分けると2種類います。
- そもそもファッションに全く興味がない
- ファッションに興味はあるけど、何から始めたら良いのか分からない
僕は、「そもそもファッションに全く興味がない」人を無理にどうこうしようとは思っていません。
もちろんできることならこのブログを通して、少しでもファッションに興味を持ってもらえたら嬉しいですが。
でも今回お話したいのは、2つ目の人。
興味はあるけど何から始めたら良いのか分からない。
こっちですね。
ちょっと興味を持って服を見に行ってみたものの、どのアイテムから買えば良いのか分からない。
適当に気に入ったやつ買って適当にコーデ組んでみたけど、全然おしゃれな感じにならない。
そんなメンズはまず、
「脇役アイテム」を揃えること。
ここから始めましょう。
こんなあなたに読んでほしい
- ファッションに興味はあるけど、何から始めたら良いのか分からない
- なかなかおしゃれなコーデが作れない
メンズファッションにおける「脇役アイテム」
メンズファッションにおける「脇役アイテム」。
それはつまり、コーデの中で「脇役」を担うアイテムのこと。
そのままですね。
例えば、このコーデ。
このコーデの中で、1つだけ「主役」を挙げるならどのアイテムだと思いますか?
まぁこれを見てパーカーが主役だって言う人は、100人に1人いるかいないかでしょう。
ほぼ全員が、アウターであるベージュのコートが主役であると言うはず。
どう見てもコーデの中で一番目立ってるのはこのコートだから、直感的にそう感じるのが自然です。
となると、必然的に「脇役アイテム」は他のアイテムってことになる。
- グレーパーカー
- 白Tシャツ
- 黒スキニー
- 白ソックス
- 黒のシューズ
そうなんです。これらは全部、基本的にはコーデの中で「脇役」を担います。
だって、特徴が少ないから。
白Tシャツって言ったらもう白で無地のTシャツしかないし、黒スキニーって言ってももう黒の無地のスキニーしかない。
それ以上デザイン性を求めないんですよね。
でも特徴が少ないっていうのは、メンズファッションにおいては大きなメリットになり得る。
- シンプルすぎて誰が着ても似合う
- 主張しないから、どんなコーデにも合わせられる。

https://wear.jp/sasatoshi/12079544/
つまり極論、「脇役アイテム」だけでコーデを作ったとしても、そうそうダサくなったりはしない。
これでダサくなったとしたら、それはアイテム選びを間違えてそもそも脇役になっていないか、あるいはサイズ感を間違っているかのどちらか。
おしゃれ初心者ほどこういう脇役アイテムをすっ飛ばして、自分の気に入った主張の強いアイテムを買いがちなんですよね。
そんなもの自分に似合ってるかどうか最初は分からないし、コーデに合わせる難易度もその分高くなってくる。
ファッションが分からないメンズが最初にすることとして1つだけ正解らしいものを挙げるなら、
とにかくまず「脇役アイテム」を揃える。
これは間違いありません。
最初は脇役アイテムをベースに1つだけ「主役」を入れる

そりゃそうですね。ちっとも楽しくない。
でも逆に言えば、誰でも持ってるようなアイテムすらも持っていない状態では、いつまで経っても「おしゃれ初心者」から抜け出せない。
まず、脇役アイテムを一通り揃える。
正直、これができるだけで既におしゃれ偏差値は50を超えてます。日本人の平均より上に行ける。
そこをクリアして、やっと次の段階。
最初は、脇役アイテムをベースに1つだけ「主役アイテム」を入れるんです。
さっきのコーデだって、そうやって作ってる。
コーデのベースを脇役アイテムで固めてるから、自分のお気に入りの少し主張の強いコートが「主役」として輝くんです。
脇役アイテムさえしっかり固めておけば、こういう主役の戦闘力が高いコーデだってそれなりにまとめることができる。
これでもしボトムスが柄パンツだったりしたら、ちょっとうるさいコーデになっちゃうはず。
と言ってももちろん、おしゃれ中級者くらいになってきたら主役を2つ、3つと入れることも可能です。
コーデの中での「バランス感覚」が付いてきますからね。
ただ、初心者のうちはまず1つだけ。
ここまでできれば、あなたは十分にメンズファッションを楽しむことができます。
ちなみにこの主役アイテムは、自分が「一目惚れ」した本当にお気に入りのアイテムにすることです。
まとめ
これだけは伝えたい
- 「脇役アイテム」さえ揃えれば、それだけで平均以上のファッションはできる
- そこをベースに「主役アイテム」を1つだけ入れれば、十分にメンズファッションを楽しめる
何事にも「基礎」ってやつがあるんです。
メンズファッションで言うなら、「脇役アイテムを揃える」ことがまさにその基礎であると言える。
メンズファッションの王道のパターンなんて、もう決まりきってるんです。
「モテたいからせめて70点くらいのファッションはしたい」って言うなら、正直この基礎だけ固めておけばなんとかなる。
もちろん僕はファッションが好きだから、そんな表面だけ齧って満足してほしくはないですけどね。
でもそれで「ダサいファッション」から「清潔感のあるファッション」くらいまでは上がれるわけだから、大きな成長です。