瞬です。
メンズのシャツのカラーバリエーションはたくさんありますが、その中でも白と黒はやっぱり着ている人が多いですよね。
モノトーンだから着回しも良いですし、ちょうど良い具合に大人っぽさを演出できる。
それ、大きな間違いです。
実はメンズファッションにおける黒シャツは、「無難そうに見えて意外とダサくなりやすい地雷アイテム」なんです。
今回は、黒シャツがダサくなりやすい理由と、黒シャツをカッコよく着こなすための2つのポイントについて解説していきます。
この記事を読むとどうなる?
目次
メンズの黒シャツコーデがダサくなる理由
おしゃれをする理由は人によって様々ですが、やっぱり男なら外せないのが、「女子ウケ」ってやつですよね。
モテたいからファッションを勉強する。最初はみんなそんなもんです。

あまりにも勘違いが過ぎます。
黒シャツは、女子ウケの悪いアイテムで有名です。

http://wear.jp/wear10042/10708256/
もちろん、このようなコーデは男から見るとカッコいいですし、女性から見てもダサいとは言われないでしょう。大人っぽい感じです。
ただ、ここまでやられると率直な感想は、「近づきにくい。」
見ている分にはいいですが、これでデートに来られても正直気後れしてしまうって女性が多いんですね。俗に言うキメすぎってやつです。

http://wear.jp/yuuuyawww/7275256/
それなら、こういう少し隙のある、それでいてカジュアルすぎないスタイルの方が、女性からの好感度は間違いなく高いです。
そして、黒で身を固めると言えば、他にも代表的なものが一つ。

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/300/300201/
そう、オタクです。
「黒がどんなアイテムとも合わせられる」ことを知っているのは素晴らしいことですが、全て黒にしてしまってはそれはもはやおしゃれに無頓着なオタクです。
オタクコーデの女子ウケが良いはずがありませんよね。
「キメすぎ」なコーデと「オタク」なコーデが似たようなものになるとはなんとも不思議な話ですが、違いとしてはキレイめアイテムかカジュアルアイテムかってところでしょう。
なんにしても、黒シャツで作るコーデっていうのは、「ホストかオタク」くらいしか似合わないってことです。
メンズが黒シャツをおしゃれに着こなすための2つの解決策
黒シャツの着こなしが難しいことは分かっていただけたかと思いますが、なにも「もう黒シャツは着るな。」なんて言っているわけではありません。
着こなしが難しいからこそ、うまくコーデが作れた時のかっこよさは格別です。
黒シャツをカッコよく着こなすためには、主に2つのポイントがあります。
そしてこの2つのポイントは、メンズファッションの2つの掟とぴったりと対応しています。
オールブラックコーデは避ける
黒シャツコーデが「キメすぎ」だったり「オタク」になってしまう原因の多くは、オールブラックコーデを作ってしまうことにあります。
シャツまで黒にしてしまうようなメンズは、男は黒が一番かっこいいと思っていることが多く、他のアイテムまで全て黒で固めてしまうことが多いです。

http://wear.jp/kou15/8494546/
ダサいとは言いませんが、少なくとも万人ウケする無難なファッションではありませんよね。
ここで、メンズファッションの掟その壱、「モノトーン+1色」の出番です。
黒ベースのコーデに、1色だけ別の色を入れるのです。

http://wear.jp/tapoooo/5054125/
難しいことはなにもありません。
ボトムスをデニムに変えてあげるだけでも、グッと印象は良くなります。

http://wear.jp/sa310283/10116266/
他には、白シャツをレイヤードするのもおすすめですね。
レイヤードは、もはやメンズファッションにおける必須テクニックの1つです。
白は色の中で最も明るく爽やかな印象を与えるので、黒の重たい印象を和らげるにはベストなカラーです。
レイヤードせず、単にボタンを開けてインナーの白を見せるだけでも効果的ですので、とにかくオールブラックだけは避けてくださいね。
カジュアルアイテムをほんの少しだけ入れる
色だけでなく、アイテムも重要です。
キレイめアイテムで固めすぎると「キメすぎ」な印象になってしまいますし、逆にカジュアルアイテムばかりではオタクっぽくなってしまう。
結局、「キレイめとカジュアルのバランスを取る」ことが重要なんですね。
これこそが、メンズファッションの掟その弐になります。
具体的には、キレイめアイテムの中にカジュアルアイテムをほんの少しだけ入れるのがコツ。

http://wear.jp/yuta306taka/10231886/
ベースはキレイめアイテムだけど、足元だけサンダルでカジュアル要素を入れる。
ここを革靴なんかで合わせてしまうと、少しキメすぎた印象が出てしまうわけですね。
黒シャツは着こなしが難しいけど、例えばメンズのボトムスなんかは黒のスキニーがめちゃくちゃ使えるんですよね。
ボトムスや靴の目立たない部分を暗めの色にしておいて、トップスは明るめでメリハリを付ける。なんてのはメンズファッションの常套手段の1つです。
もしもまだ黒スキニーを1本も持っていないなら、まずD collectionの黒スキニー を手に入れてください。
特におしゃれ初心者は、ボトムスをこれに変えるだけで格段に女子ウケコーデに近付くし、モテ度が上がります。

白シャツはメンズファッションの必須アイテム
黒シャツは、間違いなくメンズファッションにおいてはおしゃれ上級者アイテムであることは間違いない。
なら、同じモノトーンの白シャツはどうなのか?
無地白Tシャツは、メンズファッションにおける必須アイテムです。

https://wear.jp/genji/10218000/
もちろん暑い夏は白T一枚で簡単にかっこいいコーデが作れるし、

http://wear.jp/sasatoshi/9701411/
少し肌寒くなってきたら上からアウターを羽織れば良い。
冬になったらさらにコートを重ねれば、それだけでおしゃれな冬コーデのできあがりです。
無地白Tは、コーデの中のキャンバスのようなものってよく言われます。
無地白Tっていう真っ白なキャンバスの上なら自由に好きなように色を足して良いし、敢えてそのままで勝負するのも一興。
でも、そのキャンバスすら無いようではそもそも絵が描けないので話にならない。
メンズファッションのトップスは、無地白Tが基礎の基礎になるってわけです。
ちなみに僕は、ヘインズの白Tを愛用しています。
メンズの白Tに迷ったら、とりあえずこいつにしておけばまず間違いない。
まとめ
要点だけまとめて!
- 黒シャツは「キメすぎ」コーデか「オタク」コーデのどちらかになるパターンが多く、あまり女子ウケは良くない。
- 黒シャツをカッコよく着こなすにはメンズファッションの2つの掟がポイント。
メンズコーデでは、白シャツがあまりにも定番すぎて、黒となると少し違和感を感じてしまうのもダサくなる原因なのかもしれません。
ただ、メンズファッションの2つの掟さえ意識すれば、カッコいい黒シャツコーデも割と簡単に作れてしまうのが不思議なところ。
白シャツコーデをマスターした次のステップとしては、アリなのではないでしょうか。