瞬です。
出ました、ファッションの世界に蔓延る「違い」シリーズ。
今回はハイネックとタートルネックの違いです。
ただ単純に言葉の意味の違いが知りたいなら辞書引けって話ですし、僕はそんな話をしたいのではありません。
言葉の意味を知ったところでおしゃれになれるわけではありませんからね。
今回は、言葉の意味といっしょに「着こなし」の違いも解説していきたいと思います。
ハイネックとタートルネックの違い
ハイネックとタートルネックと言うと、どちらも襟元が長いアイテムっていう認識はあると思います。
でもなにが違うんだって。
結論から言うと、襟の長さが違います。
http://wear.jp/ukyooooo/8447895/
これがハイネック。
そして、こっちがタートルネックです。
明らかにタートルネックの方がハイネックよりも襟が長いですよね。
タートルネックは、襟を1〜2回折り返して着ることが多いですが、ハイネックはそこまで襟が長くないのでそのまま着ます。
タートルネックの着方については別記事で詳しく解説しています。
つまり、ハイネックは襟の長さがタートルネックほどは長くないけどクルーネックほど短くもない中途半端なアイテムだってことです。
というと、語弊がありますね。笑
ハイネックもちょうどトレンドの立派なアイテムなので、どんどんコーデに取り入れて大丈夫です。
ちなみに、モックネックなんてものもありますが、これはほぼハイネックと同じであると考えて良いです。
どっちが新しいとか古いとかいうレベルの話なので、どうでもいいです。
ハイネックとタートルネックの着こなしの違い
襟の長さが違うと、着こなしも変わってきます。
基本的には、ハイネックはキレイめ、タートルネックはカジュアルな印象ですね。
と言っても、どちらもニットなのでキレイめ寄りではありますが。
http://wear.jp/daaaa32/8748378/
特にタートルネックは、首元を折らずにクシャクシャにして残すスタイルもトレンドで、かなりカジュアル要素が増しますよね。
また、タートルネックは首元の特徴が強く、そちらに目が行きやすいので、良くも悪くも顔が目立ちます。笑
イケメン御用達アイテムと言ってもいいかもしれません。
ですがその分、襟のボリューム感から相対的に小顔効果があるので、そういう使い方も良いかもしれませんね。
http://wear.jp/ryoszyo/8869389/
そして、ハイネックはタートルネックに比べて首元のボリューム感に欠けるため、無難に襟付きのコートなどのアウターがよく合います。
http://wear.jp/ravenscroft/8984520/
それに対して、タートルネックは一枚で首元にボリューム感が付くので、アウターはma-1などのノーカラーアイテムでも十分着こなすことができます。
メンズコーデ頻出のややこしい3つの襟
ハイネックとタートルネック以外にも、ネックの種類はたくさんありますよね。
と言っても、ラウンドネックとかオフショルとかは基本的にレディースのもので、メンズコーデには滅多に出てきません。
メンズコーデで使う襟の形は、ハイネックとタートルネックを除くとたった3つ。
これだけ覚えておけばメンズは十分です。
Vネック
http://wear.jp/junior1025/10390805/
Vネックは分かりやすいですね。名前の通り襟元がV字にカットされたタイプです。
シャープで男らしい雰囲気があり、モテコーデを作るには欠かせない存在です。
Uネック
こちらも名前の通りの形であるUネック。
Vネックとは違い、優しくどこかフェミニンな印象を与えます。
鎖骨が見えるので色気を出すことができますが、あまり深すぎるUネックはいやらしく見えてしまい逆効果なので、程々にしておきましょう。
クルーネック
http://wear.jp/wear9037/10413430/
クルーネックは、言ってしまえばなんの特徴もないネックです。笑
VでもUでもなく、横に広がっている最も一般的なタイプですね。
少し前までVネックがトレンドでしたが、最近はこのクルーネックの素朴な感じが受けているので、ちょうど今おすすめなネックです。
ちなみにハイネックは、このクルーネックの襟をそのまま長くしたアイテムなわけですね。
まとめ
「襟の形なんてそんな気にしなくてよくない?」って思っている人がもしいるなら、それは大間違いです。
襟元は高さ的にちょうど目線の位置ですし、「襟を正す」なんて慣用句もあるくらいですから、決しておざなりにするわけにはいけません。
襟の形一つでコーデの印象はガラッと変わるので、その日のコーデの雰囲気によってベストな襟をチョイスできるくらいになれば素晴らしいですね。