瞬です。
秋はアウターの種類がたくさんありますが、その中でもテーラードジャケットは秋に一番ぴったりのアウターだと思います。
気温的にも、おしゃれ的にも。
このテーラードジャケットは、おしゃれなメンズならカーディガン同様、ボタンを開けて羽織ることが多いですよね。
そうなると、重要になってくるのがインナーに何を合わせる?って話。
テーラードジャケットは割となんでも合う万能アウターではあるんですが、一つ物議を醸しているアウターがあります。
「テーラードジャケットにパーカー合わせるコーデ、ダサくね?」ってやつです。
目次
テーラードジャケットにパーカーのコーデはダサいのか?
いや、かっこいいですって。
個人的にはこのコーデなんかは普通におしゃれなキレイめカジュアルコーデだと思います。
でも「テーラードジャケット×パーカーコーデはダサい」派が少なくないのも事実。
僕は思うんです。
実はそれ、着こなしを間違えているだけじゃありませんか?
メンズファッションの大事な掟の一つに、「キレイめとカジュアルのバランスを取る」っていうのがあります。
キレイめアイテムで揃えたりカジュアルに決めすぎたりってどっちかに偏りすぎるのはだめってやつですね。
テーラードジャケットは誰もが認めるキレイめ代表アイテムだし、パーカーも100人に聞けばほぼ全員がカジュアルアイテムだって答えるでしょう。
そんな二つを合わせてるわけですから、「キレイめとカジュアルのバランス」は完璧なはずです。
テーラードジャケットにパーカーを合わせる3つのポイント
ならば、なんでダサいなんて意見が出てきてしまうんでしょうか。
それは、パーカーのカジュアル感があまりにも強すぎるから。
中高生からおじさんまで幅広く愛されるパーカーのカジュアル感が、テーラードジャケットではバランスを取りきれないほど強いのです。
ならば、ポイントは「どれだけキレイめにキメられるか」ですよね?
ゴワゴワ、ダボダボは絶対NG
テーラードジャケットにパーカーを合わせる時に一番気をつけないといけないのが、サイズ感です。
パーカーに対してテーラードジャケットのサイズが大きいとゴワゴワしてしまうし、その逆だとダボっとしたスタイルになってしまう。
ダボっとしたスタイルは場合によってはおしゃれに見せることもできますが、キレイめにキメるという目的からは離れてしまいます。
サイズ感がばっちり決まっているだけで、十分キレイめメーターを上げることができます。
このコーデの場合、アウターとしても使われることが多いパーカーをインナーにしているわけですから、特にゴワゴワになりやすいです。
そうならないためには、パーカーを少し薄めの生地のものにするのがコツですね。
ゴワゴワを避けるために大きめのテーラードジャケットを選ぶのも良さそうですが、これは少し危険です。
ジャケットのアピールポイントであるシルエットが台無しになってしまいがちなんですよね。
なんにしろ、しっかり試着してからジャストサイズを買うというファッションの基礎を忘れてはいけません。
モノトーンカラーで大人っぽく攻める
色で大人っぽさを出してキレイめコーデにするというのも大事ですね。
基本的に明るい色はカジュアル、暗い色はキレイめに寄る傾向があります。
なので、「テーラードジャケット×パーカー」コーデの場合は、できる限りモノトーンを多めに入れましょう。
モノトーンばかりの時は挿し色を入れたくなる気持ちはよーくわかります。
ですが、挿し色というのはキレイめのモノトーンコーデにカジュアル感を足すために入れるもの。
今はキレイめに寄せようとしてるんだからあまり正しいチョイスではないことが分かりますね。
茶色くらいならいいんじゃないでしょうか。
特にこのコーデなんかはパーカーがよくあるスウェット生地ではなくニット生地なので、少しキレイめなパーカーなんですね。
とてもおしゃれだと思います。
少し上級者向けですが、素材でキレイめさを表現するというのもアリですね。
ボトムス、靴でドレスアップ
「テーラードジャケット×パーカー」コーデだからと言ってアイテムはこの二つだけじゃありません。
ボトムスと靴がカジュアル感丸出しだともうどうしようもありません。
このあたりでなんとかコーデ全体をドレスアップしましょう。
もうこれぐらい徹底的にモノトーンでまとめた方がおしゃれにキマるんじゃないでしょうか。
ネイビーなんかもキレイめを維持しながら「知的さ」もプラスできておすすめのカラーですね。
あと、普通のインナーだとグレーってあまり使われない色だと思うんですが、パーカーの場合は別です。
グレーのパーカーは他の色よりも着回しが良く、最もおしゃれに見えるカラーだと思います。
まとめ
「テーラードジャケット×パーカー」コーデ、着こなし方さえ間違えなければしっかりおしゃれに決められるって分かっていただけましたか?
ダサい人のせいでせっかくおしゃれなコーデに「ダサいレッテル」を貼られてしまうのは、なんとももったいないですね。
そんな迷惑な人にはならないように気をつけましょう。