瞬です。
ma-1は、ミリタリースタイルのどちらかというと個性的なアイテムのため、いまいち着こなしが分からないって人も多いのではないでしょうか。
ma-1の着こなしにおける一番のポイントは、ずばり「サイズ感」です。
今回はメンズのma-1のサイズ選びで重要な3つのポイントを解説していきます。
ma-1はサイズ感が命
ma-1はいわゆる軍服がモデルなわけですから、機能性に優れ、実戦の場で最高のパフォーマンスを発揮することを目的として作られています。
確かにma-1のデザインは戦場でも目立ちませんし、動きやすく、丈夫です。
ただ、今は令和の日本です。少なくとも僕たちが生きているうちには戦争なんて起こらないと信じています。
今の時代にma-1を着こなすには、この独特のミリタリー感を残しつつ、その上で今風にアレンジすることが重要になってくるわけです。
そのためには、徹底的にサイズ感にこだわる必要があるんですね。
メンズのma-1のサイズ選びで重要な3つのポイント
では、具体的にはどの辺りに気をつけてアイテムをチョイスし、着こなせば良いのか。
順に解説していきます。
肩と腕はとにかく細身を目指す
こういうma-1が今は一般的ですが、よく考えるともうほぼ原型を留めていないですよね。
無駄な装飾を捨てて、ルックスを追求して今風にアレンジし続けた結果、こういうシンプルなデザインに落ち着いたわけです。
そして注目して欲しいのが、肩や腕などのサイズ感。
さっきのma-1と比べると、随分とほっそりしましたね。
今風なファッションの特徴の一つに、細身のスタイルがあります。
昔よりもスタイルが良くてすらりとした細身のメンズが増えたからですね。
そのため、本来のma-1のようなモデルは、今ドキのおしゃれなメンズには受け入れられにくくなったわけです。
インナーの丈はma-1より少し長め
モダンなma-1の特徴として、なんといっても裾の着丈の短さが挙げられます。
この部分が最もma-1らしい部分で、ここが長いとその辺のスポーツジャケットと変わりませんよね。
そうなると気になるのが、インナーとのバランス。
アウターが短いから合わせてインナーも短めにするのか、それとも思い切って出してやるのか、最初は迷いますよね。
インナーの裾丈は、ma-1より少し長めにしましょう。いい感じに。
いい感じってなんだよって言われてもいい感じはいい感じです。
長すぎるとどうしてもだらしない印象になってしまいますし、
ma-1よりインナーの方が短いのは、いまいちma-1の良さを生かしきれてません。
長すぎず、短すぎず、いい感じに。
具体的には、大体10cmくらい出す感じでしょうか。
ボトムスはキレイめなものを選ぶ
ボトムスも忘れてはいけません。
ma-1はどれだけモダン風にアレンジしたと言ってもミリタリーアイテムなので、カジュアル要素がかなり強めです。
そのため、ボトムスはキレイめな「黒テーパードパンツ」が最適ですね。
ボトムスはコーデの半分を締めているので、ボトムスが変わればコーデ全体の印象が一気に変わります。
まとめ
ここまでサイズ感について掘り下げた記事は珍しいですが、それぐらいサイズ感はファッションにおいて重要なポイントだってことです。
なんでもないシンプルなアイテムなのにおしゃれに見える人は、大抵サイズ感が完璧なんですよね。
そして、実はおしゃれ初心者ほどデザインやカラーを重視してサイズ感をおざなりにします。
「おしゃれは足元から」ならぬ「おしゃれはサイズ感から」ですよ。