瞬です。
日本人のファッション、特にメンズのファッションが世界各国からどういう風に思われているかご存知ですか?
「日本人のファッションはダサい。」
これはもはや世界の常識になりつつあります。
ということで、今回は日本人のファッションがダサい理由を3つに分けて、徹底的に掘り下げていきたいと思います。
この記事を読むとどうなる?
おしゃれになりたいならファッション雑誌は読むな!
はっきり言います。
おしゃれになりたいなら日本のファッション雑誌を読んではいけません。
例えば、このコーデ。
本当のところはもちろん分かりませんが、日本のファッション雑誌に影響している感を受けます。
よく見ますよね。
- テーラードジャケットはキレイめだからカジュアルなジーパンを合わせろ!差し色に赤の靴下!
- レイヤード!ロールアップで抜け感プラス!
これらのテクニックが全て間違っているとは言いません。
問題は、「ファッション雑誌に書いてあることを鵜呑みにして、なにも考えずテクニックを足していっている点」です。
これを、「足し算のファッション」と呼んでいます。
ではここで、欧米人のスナップ写真を見てみましょう。
めちゃくちゃカッコイイですよね。これをダサいという人はいないでしょう。
もちろん顔やスタイルなどのルックス面がとても優れていることは間違いないですが、このコーデがカッコよく見える一番の理由はそこじゃない。
日本人のコーデと比べてみてください。
- 全身ダークブルー系の色でまとめて、靴も暗い茶で大人っぽい配色。
- 日本人がすぐに入れたがる「挿し色」はコートの裏地にほんのちょっとだけ。
なんでもかんでもごちゃごちゃ入れず、できる限りシンプルに抑えたコーデ。
この「引き算のファッション」こそが、おしゃれに見える鉄則なのです。
もう一度言います。おしゃれになりたいなら日本のファッション雑誌を読んではいけません。
そんなことをするくらいなら、ネットで欧米人のスナップ写真を眺めている方がよっぽどファッションの本質的な部分を理解できます。
洋服は「洋」の服です。欧米人が最もおしゃれなのは当たり前なのです。
日本人のファッションがダサい3つの理由
では、日本人のファッションがどうしようもなくダサい3つの理由を見ていきましょう。
まず、日本人のファッションが世界中からバカにされている現実に向き合いましょう。
その上で理由を考えることで、よりおしゃれに近づくことができますよね。
とにかくボトムスがダサい
日本人のファッションがダサい理由、圧倒的ナンバー1がこれ。
日本人は、とにかくボトムスがダサすぎる。
ダボダボでシワシワ、その上ベージュが色あせたようなよく分からないようなカラー。
「どういう意図でそのボトムス穿いてるの?」って人が、本当に多い。
メンズコーデのボトムスは黒テーパードパンツが最強です。
テーパードパンツは、足首に向けて徐々に細くなるように作られたパンツです。
細身なシルエットは保ちつつ、誰でも穿きやすいサイズ感。
昨今のオシャレなメンズでテーパードパンツを1本も持っていないって人はいないでしょう。
もしもまだ黒テーパードパンツを1本も持っていないなら、まずDCOLLECTIONの黒テーパードパンツ を手に入れてください。
僕も普段のコーデの8割は、この黒テーパードパンツを使ってます。
「オシャレしたいけど何を買えばいいか分からない」って人は、下半身をこれに変えるだけでマジでめちゃくちゃ女子ウケします。
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カジュアルなアイテムが多すぎる
日本人の身につけるアイテムは、カジュアルなものが多すぎる。
正直、一部のおしゃれな人を除いて日本人はこういうファッションばかりしている気がします。
Tシャツジーパンに、スニーカーでは飽き足らずキャップまで。
まさにカジュアル一辺倒なファッションです。
日本人のファッションは、アメカジの影響を強く受けすぎなんです。
極端な話、欧米人のスタイルとルックスなら、こういうカジュアルを極めたようなファッションでも成り立ってしまう。
ですが、日本人がこれを真似してしまうと、なんとなくダサーい子供っぽい感じになってしまうんですよね。これが現実です。
でも、もちろん日本人には日本人なりのおしゃれってものがある。
日本人は、全体的にキレイめにまとめたファッションの方が絶対に似合っていてカッコイイです。
元々顔つきが幼くスタイルもあまり良くない日本人は、ファッションで大人っぽく見せる必要があるわけですね。
個人的にメンズコーデの場合は、キレイめとカジュアルの割合は「8:2」くらいでいいんじゃないかって思います。「9:1」でも良いくらいです。
コーデを作るコツとしては、「基本的にキレイめアイテムでまとめて、そこに一つだけカジュアルなアクセントを加える。」
ここを意識するだけでもコーデは全然変わってきます。
ブランド名、アイテム名を気にしすぎている
日本人と欧米人のファッションの間には、決定的な違いがあります。
日本人は
- アイテム名やブランド名を気にする
のに対して、欧米人は
- アイテムの質やデザインを気にする
この違いです。
例えば、少し前に「サンダルにソックスを合わせる」コーデがトレンドになっていたことがありました。
ですが、自分のセンスだけを信じて冷静に考えればすぐ分かるはずです。
どう見てもダサい。
日本人は、とにかく「みんなと同じ」を好みます。
明らかにダサいコーデであっても、それが今のトレンドであれば誰も疑わず揃いも揃ってそのコーデに手を出す。
「◯◯のブランドが今アツイから。」だとか「◯◯コート着ておけば間違いない」なんて言って、肝心のアイテムのデザインなんてちっとも見ちゃいない。
終いにはトレンドから外れていたら、そのコーデがどれだけおしゃれであっても「時代遅れだしダサい。」と言って排除する。
こんなことをしていてはいつまで経っても日本人はダサいままです。
すいません。少しアツくなってしまいました。
「お!ma-1じゃん!トレンドだしおしゃれ〜!!」
じゃなくて、
「The jacket suits you. (そのジャケット君によく似合ってるね!)」なんていった会話ができるようになれば、日本人のファッションも少しはましになるんじゃないでしょうか。
まとめ
要点だけまとめて!
- 日本のファッション雑誌を見るくらいなら欧米人のスナップ写真を見るべし。
- 日本人がダサい理由は大きく分けて3つある。
この記事で言いたかったこと。
日本人はとにかくボトムスがダサい!!!!!
日本人のファッションのダサさは、いわば文化のようなものなのかもしれません。
「とにかくみんなと同じじゃないと気が済まない」っていう日本人の国民性が残っている限りは、日本人はいつまで経ってもダサいままです。
ただ、あなたは違います。
もう日本人がダサい理由を知っています。
皮肉なことを言うようですが、日本人のファッションの平均レベルが低いということは、逆に言えば少しの工夫で簡単におしゃれなメンズになれるということです。