瞬です。
ダブルライダースは、メンズのアウターとしてはかなり特殊なアイテムです。
着ているだけでこれほどまでに「怖そう」なイメージを与えるアイテムは他にありません。
その男らしい攻撃的な雰囲気に、世の男たちは惹かれていくのでしょう。
ですが、その特殊さゆえ、ある重大な欠点が1つ。
決して誰でも似合うアイテムではないんですよね。
テレビや雑誌で見る男らしいライダース男子に憧れて着てみたものの、
って経験、ある人も多いかと思います。
どうすればいいんでしょうか?
今回は、ダブルライダースが似合わないメンズの特徴と、それに対する3つの解決策について話していきたいと思います。
ダブルライダースが似合わないメンズの特徴とは?
僕は、ファッションにおいて「似合わない」って言葉を使うのがあまり好きではありません。
「似合う、似合わない」とかいう言葉はそもそも基準が曖昧すぎるし、着こなしを間違えていることへの逃げでしかないと思ってます。
でも、ダブルライダースは例外。
あまりにもアイテムとして特殊すぎて、どうしても似合わないタイプの人がいることは確かなんです。
例えば、俳優の小池徹平さん。
この方は間違いなく世間一般の認識としてイケメンの部類に入りますが、タイプとしては「童顔、可愛い、中性的」って感じですよね。
さて、小池徹平がいかついダブルライダースを着た姿を想像してみてください。
ごめんなさい。僕は想像できません。
あまりにもイメージとかけ離れ過ぎていて、もし実際に着ていたとしても、正直「似合ってる」とは言えないような気がします。
他にも、「小柄なメンズ」や「ぽっちゃりメンズ」なども、ダブルライダースのワイルドな雰囲気がなんともマッチしないことが多い。
ダブルライダースが似合わないメンズのための3つの解決策
いえいえ、そんなことはありません。
ダブルライダースが似合わないメンズのために、3つの解決策を用意しています。
どれも効果的なものなので、是非自分に合うものを試してみてくださいね。
ディテールが派手でないものを選ぶ
ダブルライダースの特徴は、何と言っても「派手なディテール」。
少し極端かもしれませんが、ここまで装飾がゴチャゴチャしていたら着こなしが難しくなるのは当然のことです。
- 襟の形が派手ででかい。
- 金属パーツが多い、でかい。
- あまりにも光沢、ツヤが出過ぎ。
この辺りが、ダブルライダースをより「いかつく」してしまう要素です。
これでは、童顔メンズや優しそうな雰囲気のメンズには似合うはずがない。
ダブルライダースは、できるだけディテールが派手でないものを選びましょう。
さっきの逆を考えれば良いんですね。
- 襟の形がシンプルで控えめ。
- 金属パーツは少なめ。
- 少しツヤ感がある程度。
実際、このモデルさんは比較的中性的なお顔ですが、バッチリとライダースがキマってます。
もちろん、ワイルドでライダースが似合うタイプのルックスのメンズなら、「ザ・ライダース!」みたいなやつでも似合いますけどね。
自分に合ったデザインのものをチョイスすることが重要です。
特にリューグーのライダースは値段の割にしっかりした作りなので、ライダース初心者にもおすすめですね。
他のアイテムの素材感や色でカバーする
もちろんあります。
例えば、こういう着こなし。
いかついはずのダブルライダースが、どこか優しい雰囲気に。
その正体が、インナーのニットです。
- 「ライダースの革のゴツゴツ感」と「ニットの毛のフワフワ感」
- 「ライダースの黒」と「ニットの白」
ライダースの「いかつく」見える要素を、対照的な要素を持つニットがことごとく調和させてるんですね。
いっそシングルライダースにしてみる
最後に本末転倒なことを言いますが。
正直言って、ダブルライダースは着こなしや価格、日々の手入れなどトータル的に見て、かなり敷居の高いアイテムであると言えます。
よっぽどダブルライダースに強いこだわりや憧れがある人以外は、手を出すべきではないような気がするんですよね。
ダブルライダースが似合わないなら、シングルライダースを着ればいい。
シングルならダブルライダースのような強い特徴はないので、「似合わない」って人は少ないんじゃないかと思います。
まとめ
やっぱり、考えれば考えるほどダブルライダースの敷居って高いですよね。
一年中ライダースしか着ない「ライダースマニア」なる人もいるらしいので、そういう方はこだわりを持って、自分の好きなファッションを貫いてもらいたいと思ってます。
ですが、そうでない方。
ただ単純にコーデの一部としてダブルライダースを取り入れたいってことなら、今一度「なぜダブルライダースを着たいのか?」ってことを考えた方がいいのかもしれません。